福岡市西区の能古島北東部の海岸で、女性の下半身の一部が見つかった事件で、福岡県警西署捜査本部は16日、遺体を6日から行方不明になっていた同市博多区の会社員諸賀礼子さん(32)と確認した。県警は、何者かが諸賀さんを殺害した後、遺体を切断、遺棄した疑いが強いとみて、捜査本部を博多署に移して調べを進める。
捜査本部によると、諸賀さんは博多区堅粕のアパートで1人暮らしをしており、5日夜に1人で退社した後、6日のゴルフコンペを無断欠席。連絡が取れなかったため、上司が7日朝に部屋を訪れたところ応答がなく、警察に届け出た。室内に財布が残されており争った形跡もなかったが、窓ガラスが割れていたという。
関係者によると、諸賀さんは昨年末から今年初め、インターネットの会員制サイトに「交通事故の相手とトラブルになった」と書き込みをしていた。相手とみられる人物が自宅アパート周辺にいたという内容の記載もあったという。
司法解剖の結果、遺体は死後切断され、1週間から10日が経過。尻の右側上部と下部には生前にできたとみられるあざがあった。死因は分からなかった。
【関連ニュース】
・
女性社長殺害認める=49歳男の裁判員裁判 ・
島の海岸など捜索=女性遺体遺棄 ・
全面否認の男に懲役18年求刑=女性殺害、裁判員裁判 ・
凶器はバット、無抵抗か=男数人が車で拉致、聴取 ・
「グーグルのやり方に強い不満と怒りを感じる」 中国政府当局者(産経新聞)・
4000億円の申告漏れ=IBMグループ、過去最大規模−連結納税制度使い(時事通信)・
公取委の審決取り消し=大成建設などへの課徴金命令−多摩地区談合・東京高裁(時事通信)・
外国人医師の規制撤廃、仙谷氏が検討表明(読売新聞)・
パラリンピック 鈴木が銅メダル リベンジ果たす(毎日新聞)